根付

根付(ねつけ・netsuke)
江戸時代に特に発展したと言われる根付は、着物の帯に付ける印籠や巾着などを留めるための留め具として発展した装身具です。
主に象牙、木材、金属などの素材で作られ、細密な彫刻が施されているものが多いです。
自然界のモチーフ、物語の一場面、縁起物など多岐にわたる題材で作られており、
小さな作品でありながら、職人の高度な技術と芸術性が詰め込まれています。
日本の工芸文化の奥深さを感じる根付は、現代では、伝統工芸品としてコレクターズアイテムとしても珍重されています。
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